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振袖の立ち振る舞い

普段なかなか着慣れないお振袖
振袖を美しく着こなすためのポイントをチェックして、成人式に備えましょう!

座り方
椅子に座るときは長いたもとに気をつけて!
引きずらないように膝の上にたたんで置いておきましょう。
また、帯結びを潰さないように椅子には浅く腰掛け、背もたれには寄りかからないようにします。

歩き方
背筋をまっすぐに伸ばすのが基本姿勢!
あごを軽く引き、肩の力を抜いて胸を開くようにしましょう。
草履ひとつ分ほどの小さい歩幅で、すり足気味に歩くと良いでしょう。

階段の登り方
袖は左腕にかけ、右手でおはしょりの下...
上前を少しつまんで持ち上げながら昇ります。
足首が見えない程度の歩幅で昇り降りしましょう。

立ち方
あごを軽く引き、肩の力を抜いて胸を開くようにしましょう。
足先はきちんとそろえ、少し前に重心をかけておくといいでしょう。

ものの拾い方
両袖を片手で持ち、上前を抑えて中腰で拾います。
こうすることで裾や袖が地面や床について汚れてしまうのを防ぎます。

手の振り方
袖口から手がニョキッと出てしまわないよう、袖口をもう片方の手で押さえるようにしてください。
テーブルの奥のものに手を伸ばす時なども同様にすると良いでしょう。

着崩れ&トラブル対処法

きものを着慣れていないと、何気ない仕草で着崩れてしまうことも
美しい姿を保つために着崩れてしまったときの対処法をチェックしておきましょう

お端折りが隠れてしまったとき
下がってきた帯を上に引き上げ、お端折り部分を持って下へ引っ張ります。
次に、帯ときものの間に両手の指を入れ、スッと左右に動かして余分なたるみを脇に集めましょう。
最後におはしょりの下のラインを平らに整えます。

衿元の乱れ
腕を動かしていると、衿元が乱れてしまうことがあります。
そんな時は、衿に沿って指を滑らせて、衿元のたるみを帯揚げと帯の間に押し込みます。
その後、帯の下のおはしょりを少し引いてゆるみを伸ばせばOKです!

裾が出てきてしまったとき
立つ、座るの動作を繰り返すと裾が出てきてたるんでしまい、見栄えが悪くなることがあります。
後ろの裾の長さのバランスを見ながらたるんだ部分を上に集めおはしょりの下に押し込みましょう。
あとは、おはしょりを平らに整えて完了です。

株式会社岩田写真・しぇりり

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